防爆

設計段階から申請代行まで、防爆認証取得を一貫してサポートします。

防爆構造の選定から、製品設計段階でのアドバイス、当社提携試験所での事前確認試験と適合評価、認証機関の選定、申請書類作成、さらに申請の代行と認証機関との交渉まで、一貫して防爆取得をサポートします。

 

世界各国の防爆認証取得を支援します。

防爆製品を世界各国で販売するには、それぞれの国が規定した防爆認証を取得する必要があります。イーエス技研は、日本はもとより、国際規格に基づいたグローバルな防爆IECEx、欧州の防爆指令ATEX、米国の防爆規定NEC Article 500、カナダ、韓国などの防爆認証取得を、設計段階から申請代行まで支援した実績があります。
英語での書類作成と認証機関対応もお任せください。
 

設計段階から、事前試験、申請代行まで一貫してサポートします。

規格要件の解釈やその背景等、懇切丁寧に説明致します。防爆に対して経験のある方はもちろん、初めて認証機関に申請する方も、お気軽にご相談ください。

各国の防爆

 

WTO加盟国(またはグローバル)

WTO(世界貿易機関)に加盟する国々は、自由貿易を推進するためにIEC(国際電気標準会議)が制定した防爆体系であるIECExを、自国に導入する必要があります。日本、欧州EU、英国、米国、中国などがIECExを導入しています。IECEx認証を取得しても全WTO加盟国で通用するわけではありませんが、各国での防爆認証審査が減免されることがあります。IECEx防爆認証を取得するには、主な国にあるExCBと呼ばれる認証機関に申請します。防爆取得後は、1年から1.5年に1回の工場監査を受審する必要があります。

EU(欧州連合)

EU参加国は、CEマーキングの一環としてATEX指令と呼ばれるIECExに準拠した防爆認証制度を運用しています。ATEX防爆認証を取得するには、EU各国にあるNotified Bodyと呼ばれる認証機関に申請します。EUのどの国で防爆認証を取得しても、EUの全参加国で通用します。防爆取得後は、定期的に工場監査を受審する必要があります。

イギリス

UKCAマーキングのための防爆認証の内容は、ATEX指令と同等です。CEマーキングも引き続き有効ですので、ATEX防爆認証を取得すればよいでしょう。
 

アメリカ

防爆規格はNEC(National Electrical Code)に記載され、米国に以前からあるDivision制とIECExに基づくZone制があります。防爆認証を取得するにはFM、UL、カナダCSAなどのNRTL(国家認定試験所)に申請します。防爆取得後は、年4回の工場監査を受審する必要があります。

カナダ

カナダ規格協会(CSA)が定める規格の中に安全や防爆に関する規格があります。米国と同様にDivision制とZone制があり、内容も類似しています。米国とカナダ間には相互認証制度(MRA)があります。
 

台湾

防爆機器には工業技術研究院(ITRI)による認証制度があり、認証を取得した機器にはTSマークを表示します。申請機器が既にIECExやATEXを取得している場合、ITRIでの認証作業が減免されます。ITRI認証の有効期間は最長3年(IECEx取得機器)或いは1年(ATEX取得機器)です。
 

韓国

防爆気機器は、韓国労働安全庁(KOSHA)が実施するIECExに準拠したKCsEX認証を取得して、KCsマークを表示します。防爆認証取得後の監査周期は、品質チェック結果により、毎年/2年/3年か決定しますが、このルールは変更が繰り返されています。